引越しやることリスト
年度が切り替わる3月~4月は、たくさんの人々が住居を移動する「引越しシーズン」だと言われています。
引越しは、その後の生活が大きく変化する大切な時です。
だからこそ、可能な限りスムーズに問題なく引越しを済ませたいですよね。
そこで今回は、引越しでやっておくべき手続きや荷造りを「引越しやることリスト」としてまとめました。
ちなみにこの記事をまとめた私(しげ)の場合、学生時代に4年間ほど引越しのアルバイトをしており、社会人のなってからは7回ほど引越しを済ませています。
その時の経験も踏まえて記事をまとめましたので、よろしければご参考にしてみてくださいね(^^♪
目次
時系列で見る「引越しやることリスト」
まず始めに、引越しやることリストを時系列でまとめました。引越しをスムーズに進めるポイントは、出来る事から早めに済ませておくことです。
引越し日の1ヶ月前までにやること
〇新居の契約と旧居の解約
旧居の解約ルールは大家さんや不動産会社によって少し異なるものの、1ヶ月前までに解約を通知しなければならないケースがほとんどです。
旧居の解約通知が遅れてしまうと、その分余計に家賃を払わなければなりません。引越しが決まったら、できるだけ早めに不動産会社に連絡しておきましょう。
〇駐車場の解約手続き
月極駐車場を利用している場合、こちらも解約手続きを済ませておく必要があります。
〇引越し業者への申込
春先は引越し業者が繁忙期なので、希望する日に予約を取れないケースもあります。希望日に引越しを済ませられるように、引越し業者への申込は早めに済ませておくことが大切です。
複数の業者からベストな所を見つけたい時は、「ズバット引越し比較」の無料一括見積もりサービスがおすすめです。
〇インターネットと固定電話の移転
新居でネットや固定電話を利用する場合は、住所変更の手続きが必要です。インターネットや光電話は工事が必要になることもあるので、早めに連絡しておきましょう。
引越し日の2週間前までにやること
〇不用品の売却や処分
引越しの荷造りをスムーズに行うための重要なポイントは、最初に不用品を処分してしまうことです。まだ使えそうなものをリサイクルショップやネットオークションで売却すれば、引越し資金の足しにできます。
〇新居に必要なものを考えておく
新居で必要となるものやレイアウトを事前に考えておくことで、引越し時の段取りが良くなり、スムーズに新生活を始められます。
引越し日の1週間前~2週間前にやること
この期間にやるべきことは、何といっても「引越しに伴う各種手続き」です。
引越し日の1週間前ぐらいになると、荷造りや挨拶など、色々とやるべきことが出てきます。このため市区町村役所で行う各種手続きは、引越し日の1週間前~2週間前に済ませておくのがおすすめです。
〇市区町村役所での各種手続き
住民票の異動に必要な転出届の提出をはじめとして、市区町村役所で行う手続きはたくさんあります。印鑑登録の抹消や原付の廃車手続き、国民健康保険の資格喪失手続きなど、予め自分に必要な手続きをリストアップし、まとめて済ませてしまうのが得策です。
〇郵便局へ転居届を提出
転居届とは、郵便局に出す住所変更届です。これを出しておけば、向こう1年間は新居へ郵便物を転送してもらえます。転居届のデータが反映されるまでは最長で1週間かかるケースもあるそうなので、早めに出しておきましょう。
〇電気やガス、水道の手続き
電気やガス、水道のライフラインの解約手続きも、早めに済ませておきましょう。同時に新居での契約も済ませておくと、引越し後の生活もスムーズにスタートできます。
〇荷造りの梱包資材を準備
ダンボールやガムテープ、エアキャップ、新聞紙など、引越しの荷造りで必要な梱包資材を準備します。ダンボールはスーパーやホームセンター、ドラッグストアなどから無料で頂くことも可能です。
引越し日の前日までにやること
引越し日の1週間前から前日までにやることはズバリ、引越し当日に向けた荷造りです。当日にあたふたしないためにも、前日までの準備をしっかり行うことが重要です。
〇冷蔵庫の食品を整理
冷蔵庫を運ぶためには、中のものを出さなければなりません。冷蔵庫の中のものを計画的に使って料理し、前日までに全部使い切るようにしましょう。大きな冷蔵庫で中にたくさん食品が入っている場合は、1ヶ月前ぐらいから少しずつ処分した方が良いです。
〇引越し日まで使わないものを梱包する
引越しの荷造りで大切なのが、前日までに荷物の梱包を済ませておくことです。使わないものからどんどん梱包し、部屋の隅にまとめておきましょう。
〇引越し当日の段取りを決める
引越し当日にどのような流れで進めるのか、段取りやスケジュールも事前に決めておく必要があります。当日は何かと大変になるので、やることリストを予め書いておくと役立ちます。
〇新居を予めお掃除しておく
引越し先が近い場所にある場合、事前にお掃除を済ませておけば、引越し当日にスムーズに荷物を搬入することが可能です。
引越し当日にやること
引越し日の当日は、やることがたくさんあります。一つひとつ、着実に済ませていきましょう。
〇洗濯機と冷蔵庫の水抜き
荷物を搬出する前の欠かせない作業が、洗濯機と冷蔵庫の水抜きです。洗濯機はホースの部分に水が残っていますので、蛇口をしっかり閉めた上で、上部と下部のホースを取り外しましょう。また冷蔵庫は、底の部分に垂れた水を溜めるトレイが付いています。このトレイを取り出し、溜まった水を流しましょう。
〇荷物の搬出
引越し業者のスタッフさんが到着したら、いよいよ荷物の搬出です。トラック丸ごと1台で引越しする場合、最初にダンボールや小物類を荷台に積み込み、最後に大型の家具家電を積むのが一般的な流れです。
自家用車で運ぶ物がある場合は、トラックへ積み込みされないように、最初に引越し業者のスタッフさんに伝えておきましょう。
〇旧居の掃除
荷物の搬出とトラックへの積み込みが終わったら、旧居をお掃除します。台所やバスルームなどは時間がかかる場合もあるので、引越し当日までに済ませておくのが無難です。
〇電気、水道、ガスの閉栓
電気はブレーカーを落とし、水道やガスは元栓を閉めます。具体的な手順については、関係各所は解約の連絡をする際に確認しておきましょう。
〇新居への荷物の搬入
新居への荷物の搬入は、近距離の場合は当日のうちに、遠距離の場合は後日行うことになります。
家具家電を設置する場所は、搬入後にお掃除することが困難です。このため荷物が搬入される前に、綺麗にお掃除しておいた方が良いでしょう。
〇引越し料金の精算
引越しにおける荷物の搬入が終了したら、引越し料金の精算を行います。頑張ってくれたスタッフさん達を労うために、お茶や差し入れを出すと喜んでもらえます。
〇近所の方々へのご挨拶
これは必須ではありませんが、ご近所付き合いを大切にしたいと考えている時は、近隣の方々へのご挨拶も行っておいた方が良いでしょう。
しかしながら、近年はプライバシーの保護や何かしらのトラブルを回避するために、ご近所への挨拶を避ける人も増えています。地域の特性や今後の生活を考えて、行うかどうかを判断しましょう。
引越し後にやること
新たな場所で晴れ晴れと新生活を始めるために、引越し後にやることも確認しておきましょう。
〇市区町村役所での手続き
旧居に住んでいた時と同様に、新居でも市区町村役所の手続きが必要です。転入届の提出だけでなく、マイナンバーカードや児童手当の住所変更手続きなど、必要な手続きを忘れずに行いましょう。
またゴミ出しのルールは、市区町村によって異なります。自分が住んでいる地区のゴミ出しの日はいつになるのかなど、ゴミ出しのルールが書かれたパンフレットも忘れずに役所で受け取りましょう。
〇ダンボール等の梱包資材の片付け
ダンボールやエアキャップ、新聞紙など、梱包で使った資材の片付けも引越し後にやらなければなりません。ダンボールや新聞紙などは、スーパーに設置されているリサイクルボックスで処分してもらうことも可能です。
〇お子さんの転入手続き
学校に通っているお子さんがいらっしゃる場合は、転入手続きも行います。公立小中学校の場合、転入先の学校に出す必要があるのは、在学証明書と入学通知書、教科書給与明細書の3つです。
〇運転免許証の住所変更
身分証明書として使う機会が多い「運転免許証」についても、住所変更の届出を出しておいた方が後々助かります。運転免許証の住所変更は、管轄の警察署や運転免許センターで行うことが可能です。
〇クレジットカード等の住所変更連絡
意外と忘れがちなのが、クレジットカード等の住所変更連絡です。クレジットカードには有効期限があり、期限が迫ると新しいカードが郵送されます。この時に問題なくカードを受け取れるように、引越したら忘れずに住所変更連絡を済ませておきましょう。
その他、利用しているネットショップや通販サイトがある場合も、住所変更登録が必要です。
〇車やバイクの登録変更手続き
車やバイクを持っている場合は、登録内容の変更手続きが必要です。車の場合は車庫証明の手続きや、車検証の住所変更手続きを行います。
その他、犬や猫などのペットを買っている場合も、登録住所の変更手続きを実施しなければなりません。
理想とする新居を見つけるためのポイントとは?
賃貸物件へ引越しを検討している時、どの物件を選ぶかは本当に大切な事項です。
万が一あまり良くない賃貸物件を契約してしまった場合、また引越しを繰り返してしまうことになり兼ねません。
理想とする新居を見つけるためには、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
1.希望条件を明確にし、優先順位をつけておく
2.賃貸物件の情報は幅広くリサーチする
3.実際に物件を見学し、良し悪しをチェックする
賃貸物件の希望条件は人それぞれ異なるものですが、予めこれを明確にした上で優先順位をつけておけば、理想の物件が見つかりやすくなります。
そして最も重要なのが、気になる物件をしっかり見学させてもらうことです。
賃貸物件サイトの写真や内容が素晴らしくても、自分の目で見てみたら「イメージと違っていた・・・」と感じるケースは少なくありません。
このため実際に現地に出向き、良し悪しを隅々までチェックすることが重要です。
また賃貸物件をリサーチする時は、アパマンショップなどの物件数が豊富なサイトを選ぶようにしましょう。
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