映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの詳細と最新作の公開予定
1996年に第1作目が公開され、今やトム・クルーズの代表作となった映画「ミッション:インポッシブル」シリーズ。
第7作目の「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」は2023年7月21日に日本で公開され、数多くの映画ファンを魅了する大ヒット作となりました。
そこで今回は、全世界で大ヒットし続けているミッション:インポッシブルシリーズの各映画の詳細情報を、一挙にまとめました。
監督や出演者、興行収入、各映画サイトの評価ポイント、そして作品の概要などを掲載しております。
ちなみに主演のトム・クルーズは1962年7月3日生まれであり、第1作目が作られたのは34歳ぐらいの頃でした。
あれから約30年経過しても体当たりえアクションシーンを演じており、その体力と若々しさは本当にすごいですよね。
またミッション:インポッシブルシリーズはアクションのみならず、サスペンス感も十分に味わえる魅力的な映画です。
ミッション:インポッシブルが好きな方、そして興味がある方へ、ぜひチェックして頂ければ幸いです(^^♪
目次
ミッション:インポッシブル(1996年)
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演者:トム・クルーズ、ジョン・ヴォイト、エマニュエル・ベアール、ジャン・レノ
原題:Mission:Impossible
上映時間:110分
劇場公開日:1996年7月13日
興行収入:4億5769万6359ドル
~各映画サイトの評価~
IMDb:7.1 / 10(404,765件)
Yahoo!映画:4.05 / 5(3,307件)
映画.com:3.7 / 5(85件)
〇ミッション:インポッシブルの概要
往年のアメリカの人気ドラマ「スパイ大作戦」の続編として、1996年に公開されたスパイ・アクション映画。
監督は「アンタッチャブル」や「スカーフェイス」など数々の話題作を手掛けたブライアン・デ・パルマで、主演のトム・クルーズは製作も兼任している。
劇場では大ヒットし、1996年の興行成績で第3位となった。
〇冒頭のあらすじ
東ヨーロッパに潜入しているCIAエージェントのリストが、盗まれるという事件が発生する。
盗んだのはプラハの米国大使館員だったが、その買い手は不明。
この事態を収拾するためにIMFはチームを組み、犯人の逮捕に踏み切るのだが、そこでは予想外の事態が起きてしまい・・・。
ミッション:インポッシブル2(2000年)
監督:ジョン・ウー
出演者:トム・クルーズ、ダグレイ・スコット、タンディ・ニュートン、ヴィング・レイムス
原題:Mission: Impossible II
上映時間:124分
劇場公開日:2000年7月8日
興行収入:5憶4638万8105ドル
~各映画サイトの評価~
IMDb:6.1 / 10(327,090件)
Yahoo!映画:3.45 / 5(2,142件)
映画.com:3.4 / 5(72件)
〇ミッション:インポッシブル2の概要
1996年に公開された「ミッション:インポッシブル」の続編であり、シリーズ第2作目となる映画。
今作ではアクション映画に定評があるジョン・ウーが監督を務め、独自のアクションシーンが随所に散りばめられている。
興行収入は5憶4,600万ドルを突破し、2000年の興行収入ランキングにおいて1位となった。
〇冒頭のあらすじ
オーストラリアのあるバイオサイト製作会社で、ネコルビッチ博士が自分自身に注射を打った。
博士は自らの体に「キメラ」という名称のウィルスを取り込み、アメリカのアトランタまで運ぶ予定だった。
キメラはベレロフォンという治療薬を売るために開発された、死亡率100%の危険なウィルス。
しかし、飛行機の中で博士が持っていたバックが何者かに奪われ、飛行機は山に激突。博士は命を落としてしまう。
休暇中でロッククライミングを楽しんでいたイーサン・ハントは、「キメラウィルスを奪還せよ」という指令を受けるのだが・・・。
ミッション:インポッシブル3(2006年)
監督:J・J・エイブラムス
出演者:トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ミシェル・モナハン、ジョナサン・リース=マイヤーズ、マギー・Q
原題:Mission: Impossible III
上映時間:126分
劇場公開日:2006年7月8日
興行収入:3億9785万0012ドル
~各映画サイトの評価~
IMDb:6.9 / 10(342,436件)
Yahoo!映画:3.76 / 5(3,364件)
映画.com:3.6 / 5(71件)
〇ミッション:インポッシブル3の概要
”不可能なミッション”を遂行するエージェント「イーサン・ハント」の戦いを描いたシリーズ第3作目となる映画。
今作ではイーサンと敵対する悪役として、米アカデミー賞で主演男優賞を受賞した経験があるフィリップ・シーモア・ホフマンが出演。
また監督は、様々な映画やドラマに関わってきた有名なプロデューサー、J・J・エイブラムスが務めている。
〇冒頭のあらすじ
婚約者のジュリアと共に幸せな生活を送っていたイーサン・ハント。彼はIMFの第一線を退き、訓練教官として安定した日々を送っていた。
そんな彼のもとへ、教え子であるエージェントのリンジーが、ベルリンの廃工場で拘束されているという連絡が入る。
イーサンは危険な現場に戻ることをためらいつつも、仲間と共にリンジーの救出へ向かうのだが・・・。
ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル(2011年)
監督:ブラッド・バード
出演者:トム・クルーズ、ポーラ・パットン、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ミカエル・ニクヴィスト
原題:Mission:Impossible Ghost Protocol
上映時間:135分
劇場公開日: 2011年12月16日
興行収入:6億9471万3380ドル
~各映画サイトの評価~
IMDb:7.4 / 10(471,920件)
Yahoo!映画:4.17 / 5(4,187件)
映画.com:3.8 / 5(177件)
〇ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコルの概要
Mr.インクレディブルやレミーのおいしいレストランなど、人気のアニメ映画を手掛けてきたブラッド・バード監督のシリーズ第4作目。
今作ではイーサン・ハントを演じるトム・クリーズをはじめとして、ジェレミー・レナーやポーラ・パットンらも出演。爆破事件の犯行容疑をかけられたイーサンが、国家レベルの紛争を阻止すべく、限界ギリギリの戦いを繰り広げている。
〇冒頭のあらすじ
ロシアのクレムリンで大きな爆破事件が発生。当時、クレムリンで諜報活動を行っていたハント率いるIMFのチームが、事件の容疑者とされてしまう。
アメリカ大統領は、政府が関与したという疑いを断ち切るべく、ゴースト・プロトコルを発令。
イーサンらはIMFの登録から抹消されるも、水面下で新たなミッションを依頼されるのだが・・・。
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年)
監督:クリストファー・マッカリー
出演者:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ショーン・ハリス
原題:Mission:Impossible Rogue Nation
上映時間:132分
劇場公開日:2015年8月7日
興行収入:6億7377万6369ドル
~各映画サイトの評価~
IMDb:7.4 / 10(356,375件)
Yahoo!映画:4.23 / 5(8,877件)
映画.com:4.0 / 5(557件)
〇ミッション:インポッシブル ローグ・ネイションの概要
時速400キロメートル、高度1,500メートルで飛行中の軍用機へ侵入するなど、トム・クルーズのスタントなしのアクションシーンが大きな話題となったシリーズ第5作目。
今作ではキーマンとなる謎の女性エージェント役として、レベッカ・ファーガソンが出演。アクションのみならず、サスペンスフルな要素も十分に楽しめる作品となった。
監督は2012年のアウトローでもトムとタッグを組んだクリストファー・マッカリーが務めている。
〇冒頭のあらすじ
これまで”不可能”と思われた数々のミッションに挑んできたイーサン・ハントは、世界各地で暗躍する犯罪組織「シンジケート」の正体を探ろうとしていた。
ある日、イーサンはIMFからの指令を受けるべく、ロンドンにあるIMFの支部を訪れる。
しかし、そこは既にシンジケートの支配下にあり、イーサンは拘束されてしまった。そして密室で拷問を受けそうになるが、謎の美女イルサの手によってイーサンは脱出することに成功し・・・。
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ミッション:インポッシブル フォールアウト(2018年)
監督:クリストファー・マッカリー
出演者:トム・クルーズ、ヘンリー・カヴィル、レベッカ・ファーガソン、サイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービー
原題:Mission:Impossible Fallout
上映時間:147分
劇場公開日:2018年8月3日
興行収入:7億9110万7538
~各映画サイトの評価~
IMDb:7.7 / 10(310,403件)
Yahoo!映画:4.24 / 5(7,978件)
映画.com:3.9 / 5(567件)
〇ミッション:インポッシブル フォールアウトの概要
シリーズ第6作目であり、前作「ローグ・ネイション」のストーリーから更なる展開が広がる作品。
サイモン・ペッグやレベッカ・ファーガソンなど前作の主要出演者に加えて、今作ではヘンリー・カヴィルやヴァネッサ・カービーなど有名な俳優陣が共演。超絶なアクションシーンだけでなく、先が見えないストーリー展開もお見事。
シリーズで初めて監督(クリストファー・マッカリー)が続投した作品でもある。
〇冒頭のあらすじ
ソロモン・レーンが逮捕されてから2年後。IMFのエージェントであるイーサン・ハントは、盗まれた3つのプルトニウムを奪還するミッションに挑んでいた。
しかし、回収まであと1歩のところで、プルトニウムを何者かに奪われてしまう。
この事件の裏には、シンジケートの生き残りとされる”アポストル”が関与している。イーサンはその手がかりとなる”ジョン・ラーク”という人物との接触を試みるのだが・・・。
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ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE(2023年)
監督:クリストファー・マッカリー
出演者:トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヴィング・レイムス、レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・アトウェル、ヴァネッサ・カービー、ポム・クレメンティエフ、イーサイ・モラレス、ヘンリー・ツェーニー
日本の劇場公開日:2023年7月21日
原題:MISSION:IMPOSSIBLE – DEAD RECKONING – PART ONE
上映時間:156分
配給:東和ピクチャーズ
興行収入:約5憶6370万ドル
~各映画サイトの評価~
IMDb:7.7 / 10(約217,000件)
Yahoo!映画:4.3 / 5(5,369件)
映画.com:4.1 / 5(805件)
〇「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」の概要
「ミッション:インポッシブル」シリーズの第7作目となる作品。
2020年2月にクランクインし、当初は2021年に公開予定だったが、新型コロナの影響により2度ほど撮影を中断。度重なる延期を経て、2023年7月に公開された。
Dead Reckoning(デッドレコニング)の意味は「推定航法」の意味があり、今作では”全世界を脅威に陥れる新兵器が、悪の手に渡る前に手に入れる”というミッションを遂行。
断崖絶壁からのダイビングや、市街地でのカーチェイス、列車上での格闘など、超絶なアクションシーンも随所に散りばめられている。
続編に続くサスペンスフルなストーリー展開も、大きな見どころだ。
デッドレコニング PART ONEではお馴染みの出演者に加えて、ヘイリー・アトウェルやポム・クレメンティエフなど主要キャストとして登場している。
〇「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」の冒頭のあらすじ
極寒のベーリング海。人口知能を搭載したロシアの潜水艦「セヴァストポリ」は、テスト航行を実施していた。
正体不明の潜水艦を感知したセヴァストポリは、魚雷を発射。しかし、どういうわけか標的とする潜水艦は消え失せ、魚雷が自分達の潜水艦へ戻ってきてしまう。
セヴァストポリは大きな損傷を受け、乗組員は全員亡くなってしまった。
一方、アムステルダムでは、イーサン・ハントがIMFから新たなミッションを依頼されていた。その内容は、全世界を脅かす新兵器の鍵が、悪の手に渡る前に手に入れること。鍵の一つは、かつてイーサンらと共に戦ったイルサが手にしていると言う。
イーサンはイルサを助けるために、イエメンの砂漠へと向かうのだが・・・。
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ミッション:インポッシブル8(仮名)
監督:クリストファー・マッカリー
出演者:トム・クルーズ
全米公開予定日:2025年5月23日
〇ミッション:インポッシブル8の公開予定
当初、米パラマウント・ピクチャーズは、ミッション:インポッシブル8(仮名)を2024年6月28日に全米公開すると発表していた。
しかし、米俳優組合のストライキが続いていた時期に、2025年5月23日への公開延期を表明している。
またタイトルは「ミッション:インポッシブル デッド・レコニング PART TWO」が予定されていたが、世界の累計興行収入が5億6700万ドルに留まり、シリーズの過去作品よりも下回ったことから、このタイトルは変更される見通しだ。
また「デッドレコニング PART ONE」の続編であり、ヘイリー・アトウェルやサイモン・ペッグなど、多くの主要キャストの続投が予想される。
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