映画「ゼロ・グラビティ」の感想 生きる力を与えてくれる名作映画
2013年に劇場で公開され、大きな話題となった映画「ゼロ・グラビティ」。
米アカデミー賞では7部門を受賞し、興行収入は全世界で7億ドルを突破。
アメリカのみならず日本でも注目され、ご覧になられた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
「君は生きて地球へ帰れ。“必ず生還する”と誓うんだ。」
このゼロ・グラビティの最大の見どころは、上記の言葉に集約できます。
宇宙でまさかの事故が発生し、宇宙船が破損。
最大のテーマは、
”生きて地球に戻れるかどうか”
であり、”生き抜く勇気”を与えてくれる本当にすごい映画だと言えます。
今回はそんな世界の名作映画「ゼロ・グラビティ」をピックアップ。
率直な感想や、各映画サイトの評価、受賞した各映画賞、そして冒頭のあらすじなどをまとめました。
なお2021年10月現在、ゼロ・グラビティはユーネクスト(U-NEXT)で「見放題作品」として公開中です。
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目次
映画「ゼロ・グラビティ」を鑑賞した率直な感想
2013年の公開当初。私は劇場でこの「ゼロ・グラビティ」を見る予定ではありませんでした。
しかし、各映画サイトではこの映画を高く評価する人が多く、テレビ等のメディアでも”すごい映画”として露出する機会が増えていき・・・。
「これは劇場で見た方が良い!」
と思い立ち、福島県郡山市の映画館「郡山テアトル」で鑑賞したのです。
見終わった後の感想を、箇条書きでまとめてみると・・・
・とにかく感動。
・鳥肌が立つほどのサバイバル劇
・宇宙の映像美がすごい。
・サバイバル、サスペンス、そしてヒューマンドラマ。色んな要素が詰まった映画
・限界ギリギリの緊迫感がにじみ出ている。
・生きる力、前に進む勇気を与えてくれる
などが挙げられます。
劇場を出た後は感動と興奮が治まらず、友人に電話しました。
本当にスゴイ映画を発見したと伝え、その友人にもお薦めしておきました。
そしてその1週間後、その友人から電話がかかってきて、
「こんなすごい映画は、初めてだったよ。今まで見てきた映画の中で、一番スゴイかもしれない。」
と語っていたのです。
思わず「そうでしょ~!」と言い、私も嬉しくなったことを覚えています。
宇宙船が破壊され、極限の宇宙空間から、地球に生きて戻れるかどうか。
これが最大のテーマであり、そこには感動のヒューマンドラマが詰まっています。
まだご覧になっていない方へ、ぜひお薦めしたい名作です。
各映画サイトにおけるゼロ・グラビティの評価
2021年10月時点の「ゼロ・グラビティ」の各映画サイトの評価は、以下の通りです。
– – – – – – – – – – – – –
〇Yahoo!映画
3.66点 / 評価:5,771件
〇映画.com
3.9(全632件)
〇MOVIE WALKER PRESS
☆4.0
〇IMDb
☆7.7 / 10(評価 792,387件)
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Yahoo!映画と映画.com、MOVIE WALKER PRESSの評価は、5点満点での数字です。
またIMDb(Internet Movie Database)は、Amazonグループが運営している世界最大級のメディアサイトです。
IMDbで7.7という評価はなかなか高い方であり、日本のみならず世界中でたくさんの方々が高く評価していることが解かります。
しかしながらYahoo!映画のユーザーレビューを見てみると、高く評価している人が多い一方で、☆1つの低評価を出している人も目立っていましたね。
~Yahoo!映画での高評価のユーザーレビュー~
☆5つ:何度も観たくなる映画
☆5つ:本当にすごいと思う
☆5つ:誰がなんと言おうとこれは最高の旅
☆5つ:いやー面白かった。
~Yahoo!映画での低評価のユーザーレビュー~
☆1つ:宇宙における白人女性のパニック物語
☆2つ:そんで、何を伝えたい?
☆1つ:こんな宇宙飛行士ありえない
個人的には高く評価している映画なので、低評価の人も多くいたことは意外でした。
しかしながらどんなに素晴らしい映画でも、低く評価する人は少なからずいるものです。
このような賛否が分かれている部分も、名作映画の由縁ではないでしょうか。
数々の映画賞を受賞したゼロ・グラビティ
映画「ゼロ・グラビティ」は映画評論家の間でも絶賛されており、数えきれないぐらいの賞を受賞しています。
〇第86回 アカデミー賞
監督賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞、撮影賞、視覚効果賞、編集賞を受賞
※作品賞や主演女優賞など9部門でノミネートされ、上記の7部門で受賞する
〇第67回 英国アカデミー賞
監督賞、撮影賞、英国作品賞、作曲賞、音響賞、特殊視覚効果賞の6部門で受賞
※11部門でノミネートされ、上記の5部門を受賞する
〇第71回 ゴールデングローブ賞
監督賞を受賞
※4部門でノミネートされ、1部門を受賞する
〇第39回 LA批評家協会賞
作品賞、監督賞、撮影賞、編集賞を受賞
監督賞や撮影賞は数多く受賞しており、作品賞や主演女優賞でもノミネートしている所が多いです。
全世界での興行収入はどのくらいなのか?
ウィキペディアの「ゼロ・グラビティ」のページでは、興行収入や制作費について下記のように掲載されていました。
– – – – – – – – –
制作費:1億ドル
全世界での興行輸入:723,192,705ドル(約7億2320万ドル)
日本での興行収入:32.3億円
アメリカでの興行収入:274,092,705ドル(約2億7410万ドル)
– – – – – – – – –
制作費が1億ドルであるのに対して、全世界での興行収入は7億ドルを超えています。
広告費を差し引いたとしても、大きな成功を収めた映画だと言えるでしょう。
たったの91分で見れる。映画の詳細情報
邦画タイトル:ゼロ・グラビティ
原題:Gravity
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間:91分
製作年2013年
日本での劇場公開日:2013年12月13日
アメリカでの劇場公開日:2013年10月4日
監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:アルフォンソ・キュアロン、ホナス・キュアロン
出演者:サンドラ・ブロック(ライアン・ストーン役)、ジョージ・クルーニー(マット・コワルスキー約)
公式サイト:ワーナー公式 ゼロ・グラビティ
ゼロ・グラビティの上映時間は、たったの91分間です。
宇宙空間や宇宙船内の場面がほとんどで、緊迫感があるため、あっという間に時間が過ぎていきます。
※出演者はサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの2名のみ
ゼロ・グラビティの出演者は、ライアン・ストーン博士を演じるサンドラ・ブロックと、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキーを演じるジョージ・クルーニーの2名のみです。
その他は、声のみの出演で2~3名ぐらいが少しだけ登場します。
映画「ゼロ・グラビティ」の冒頭のあらすじ
エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)は、ベテラン宇宙飛行士のマット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)と共に宇宙での作業に取り組んでいる。
2人の任務は、データ通信システムが故障した原因を探り、改修すること。
宇宙服を身にまとい、宇宙船の外で作業をこなしている。
陽気なコワルスキーは、アメリカのヒューストンとの通信でジョークを交わしながら、宇宙での仕事を楽しんでいた。
その時、ヒューストンから緊迫した命令が入る。
「作業は中止!大至急シャトルに戻り、地球へ帰還しろ!」
という内容だった。
ヒューストンの担当者の話によると、
”人工衛星が破壊され、その破片(スペース・デブリ)が別の人工衛星に衝突。
新たなスペース・デブリが発生し、ストーン博士とコワルスキーが居る場所へ凄まじいスピードで向かっている”
というのだ。
それからわずか数十秒後。
スペース・デブリは彼らの宇宙船を破壊。
ヒューストンとの通信も遮断されてしまい、ストーン博士は宇宙空間に放り出されてしまう・・・。
この続きは是非、圧巻の宇宙映像でご確認ください!
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