郡山市から新潟までの移動手段(車・高速バス・電車)の所要時間や料金のまとめ
「郡山市から新潟県に行く時、ベストな移動手段はどれだろう?」
今回は、このような場面で予め知っておきたい「各移動手段の所要時間や料金」についてまとめました。
郡山から新潟への移動手段は、下記の3つに大別できます。
・車
・高速バス
・電車(在来線)
車での移動は東北横断自動車道の「いわき新潟線」か、あるいは一般道の国道49号線などで移動することが可能です。
また高速バスは「福島交通」が郡山駅前から新潟駅前付近までの便を運行していますし、電車はJR東日本の磐越西線を利用して新潟まで移動できます。
新潟県は福島県の西側に隣接しており、北陸地方の中で最も近い県です。
仕事や出張だけでなく、観光で新潟へ行ってみたいと考えている方も少なからずいらっしゃると思います。
各移動手段毎の料金や所要時間、ルートなどもまとめておりますので、ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
※上の写真は新潟の観光スポットの1つ「新潟歴史博物館」です。
目次
郡山から新潟まで「車」で移動する場合の距離やルートについて
車で郡山から新潟へ移動する場合、まず考えるのは「移動距離」と「所要時間」、さらに「高速道路」と「一般道」のどちらを利用するかというポイントですよね。
Googleマップのルート検索で「郡山市」と「新潟市」を入力したところ、以下の結果が出てきました。
移動距離:155km
所要時間:2時間12分
最速ルート:高速道路(いわき新潟線 / 東北横断自動車道 / 磐越自動車道 経由)
車の場合、国道49号線の郡山IC(インターチェンジ)から高速道路に乗り、そのまま新潟市の中心部まで移動することが可能です。
なお、Googleマップで検索する際は、検索窓の右側にある「ルート」の矢印ボタンをクリックし、出発地と目的地を入力すれば、最短のルートを導き出せます。
そして気になる高速道路の料金についてですが、NEXCO東日本が運営している「ドラぷら」で検索してみたところ、以下の料金が算出されました。
~郡山ICから新潟中央ICまでの料金~
片道料金:3,790円(ETC料金も同額)
※深夜割引、休日割引が適用になる場合はいずれも2,650円
通常時間:2時間
距離:145.1km
したがって移動費の総額は、上記の高速道路の料金に、車のガソリン代を加算した金額になります。車の種類によって燃費は異なるものの、片道5,000円~6,000円ぐらいの金額になるでしょう。
高速道路(有料道路)を利用せずに一般道で移動する場合
続いて、お金がかかる高速道路を利用せずに、一般道で移動する場合の移動距離やルートを見ていきましょう。
郡山市から新潟市までは、国道49号線を利用して移動することが可能です。
Googleマップで有料道路を使わない場合のルート検索をかけてみたところ、以下の結果が出ました。
~国道49号線を利用して車で向かう場合~
距離:165km
時間:3時間26分
国道49号線を利用して新潟に行く時のメリットは、何といっても移動費を大幅に抑えられることです。車のガソリン代だけで済みます。
また移動距離については、高速道路と国道49号線とでは約10kmぐらいしか差がありません。
しかしながら所要時間を比較すると、1時間14分程の差が出てきます。
時間をかけて移動するか、お金を払ってでも出来るだけ早く移動するかで、どちらのルートを選ぶのかがおのずと決まってきますね。
高速バスで郡山から新潟へ移動する際の料金や発着時刻について
郡山市から新潟市までの高速バスは、福島交通(株)や新潟交通(株)によって運行されています。
2021年7月時点の「郡山→新潟行き」、「新潟→郡山行き」のそれぞれの運行本数や発着時刻、料金、停留所は以下の通りです。
郡山→新潟行き
<運行本数>
1日2便
<料金>
大人:片道 3,200円、往復 5,800円
小児:片道 1,600円
<発着時刻>
1便目:8時20分 郡山駅前発 ⇒ 11時03分 新潟駅前着(終点は万代シティバスセンター)
2便目:17時20分 郡山駅前発 ⇒ 20時03分 新潟駅前着(終点は万代シティバスセンター)
<乗車時間>
2時間46分 ※終点(万代シティバスセンター)までの場合
<停留所>
乗車のみ:郡山駅前 → 郡山市役所 → 桑野三丁目 → コパル前
降車のみ:新潟駅前 → 万代シティバスセンター
新潟→郡山行き
<運行本数>
1日2便
<料金>
大人:片道 3,200円、往復 5,800円
小児:片道 1,600円
<発着時刻>
1便目:8時20分 万代シティバスセンター発 ⇒ 11時08分 郡山駅前着
2便目:17時20分 万代シティバスセンター発 ⇒ 20時08分 郡山駅前着
<乗車時間>
2時間48分
<停留所>
乗車のみ:万代シティバスセンター → 新潟駅前
降車のみ:コパル前 → 桑野三丁目 → 郡山市役所 → 郡山駅前
高速バスで移動する場合、朝と夕方に1便ずつ出ているため、日帰りで郡山へ戻ってくることも可能です。
また高速バスの料金は片道3,200円ですが、往復切符の場合は5,800円です。片道で300円程安くなっています。
乗車時間は2時間46分程で、車で一般道を移動するよりも短いですね。
なお料金や発着時刻などは変更になる可能性も考えられるので、最新情報は福島交通の「郡山~新潟線」の公式ページにてご確認願います。
電車(在来線)で郡山から新潟へ移動する場合の運賃や所要時間について
続いて、電車(JR東日本の在来線)を利用する場合の運賃や所要時間について見ていきましょう。
郡山駅から新潟までは、残念ながら新幹線などの直通の特急列車がありません。埼玉県の大宮駅を経由すれば特急列車を利用できますが、完全に遠回りになりますし、運賃も大きく跳ね上がってしまいます。
従って電車の場合はJRの在来線(普通列車)を利用するのがベストなのですが、その際の「郡山駅から新潟駅まで」の運賃や移動時間、移動距離は以下の通りです。
~郡山駅から新潟駅までの運賃等の詳細~
運賃(片道):3,410円
移動時間:5時間3分
移動距離:190.8km
こちらの内容はekitan(駅探)を使って検索したもので、2021年7月28日(水)の朝6時52分発の場合です。
この際の各駅における発着時刻は、以下のようになっています。
– – – – – – – – – –
6時52分 郡山駅発
8時8分 会津若松駅着
8時14分 会津若松駅発
11時32分 新津駅着
11時35分 新津駅発
11時55分 新潟駅着
– – – – – – – – – –
福島県の会津若松駅と、新潟駅の新津駅で乗り継ぎをするわけですが、上記の時間帯はタイミングが良く、乗り継ぎまでの時間が短いです。
出発時刻によっては乗り継ぎ時間が長くなる可能性もあるので、ekitanを利用して事前に乗り継ぎ時刻をチェックしておいたほうが良いでしょう。
また、JR東日本から期間限定で発売されている「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」を利用すると、ルールや期間などに制限はあるものの、格安で移動することが可能です。
【まとめ】郡山から新潟まで一番早く、そして安い移動手段はどれか
郡山から新潟へ移動する際の車、高速バス、電車のそれぞれの移動手段について見てきましたが、ここまでの内容を簡潔にまとめると、以下のようになります。
<車の場合>
移動時間:高速道路で2時間12分、一般道で3時間26分
料金:高速道路の場合3,790円+ガソリン代、一般道の場合ガソリン代のみ
※高速道路の深夜割引や休日割引が適用になる場合は2,650円
<高速バスの場合>
乗車時間:2時間46分
料金:片道3,200円、往復5,800円
<電車の場合>
乗車時間:5時間ぐらい(電車の乗り継ぎ時間が短い場合)
運賃:片道 3,410円
この結果を見ると最も早く移動できるのが「車で高速道路を利用した場合」で、2時間ちょっとで郡山から新潟市の中心部へ辿り着くことが可能です。
またお金をかけないで新潟に行く手段としては、車の燃費によって金額が若干異なるものの、ガソリン代のみ必要な「一般道を車で移動する場合」が挙げられます。
一方、高速道路や電車で移動する場合は、移動時間に読書をしたり、スマホで動画を見たりなど、時間を有効活用できるというメリットもありますね。
なお各移動手段の料金や発着時刻については、若干変更になる可能性も十分に考えられます。このため実際にお出かけになる際は、事前に各交通機関の公式サイトでご確認頂ければ幸いです。