【引っ越し】荷造りや梱包を手早く済ませるポイント
引っ越しする時は各種手続きなどやることがたくさん出てきますが、一番手間がかかる事と言えば「荷造り」ですよね。
運ぶ荷物が多ければ多いほど、荷造りや梱包の作業が大変になります。
そこで今回は、学生時代に引っ越し業者で約4年間アルバイトしていた筆者(編集長しげ)が、引っ越しの荷造りを手早く済ませるポイントをまとめました。
荷造りをスムーズに進めるためには、事前の段取りが必要不可欠です。
引っ越し初心者の方や、荷造りで失敗した経験がある方は、ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
目次
1.荷造りを始める前に、不要なものを処分する
引っ越しの荷造りを始める前にまず行っておきたいのが、「必要なものと不要なものの仕分け」です。
長年同じ住居で生活していると、ずっと使っていない不要な荷物が少なからず出てきます。勿体なく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、不要なものを思い切って処分することで、引っ越しの荷物を大幅に減らすことも可能です。
実際に不要なものを仕分けしたら、今度はリサイクルショップやネットオークション等で売れるかどうかを見極めましょう。
稀薄性が高いもの、多くの需要が見込めるものは、売れる可能性が高いです。
また売れないと判断した荷物は、処分しなければなりません。粗大ゴミは事前の申し込みが必要になるため、早めに手続きを済ませておきましょう。
2.梱包した荷物を置く場所を確保する
不要なものを処分した後は、荷造りや梱包をする荷物を「置く場所」を確保します。
荷物を置く場所(保管する場所)は、日常生活の動線において邪魔にならない所を選びましょう。もし使用していない部屋がある場合は、その部屋に荷物をまとめると、スムーズに荷造りができます。
単身でワンルームに住んでいる方の場合は、部屋の隅にまとめるのが良いでしょう。
3.荷造りに必要な梱包材を調達する
荷物を置く場所を確保したら、次は荷造りに必要な梱包材を調達します。荷造りで使う梱包材は、以下の通りです。
・ダンボール箱
・エアキャップ
・新聞紙
・ガムテープ
・カッター、はさみ
ダンボール箱やエアキャップは、ホームセンターでも販売されています。
またダンボールは、スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで不要になったものを、無料で頂くことも可能です。
ただし、ダンボール類は購入した商品を入れるためだけにに準備しているケースも考えられるため、引っ越し荷物の梱包に使っても問題ないかどうか、お店の方に確認しておいた方が良いかもしれません。
4.使わない物からどんどん梱包・箱詰めしていく
梱包材の調達が済んだら、いよいよ荷造りのスタートです。実際に荷物を梱包する時は、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
1.引っ越し日まで使わない物を選別し、荷造りする
荷造りは引っ越し日まで使わないもの、つまり今住んでいる”旧居”で使わないものから梱包していきましょう。
またダンボール箱に詰める時は、引っ越し先で置く場所毎にまとめると、開梱の際に作業が楽になります。
2.壊れやすいものは厳重に梱包する
壊れやすいもの、割れやすいものはエアキャップや新聞紙で包んでからダンボール箱等に詰めるようにします。
荷物を荷台に積み込む時や、トラックで輸送されている時は、予想以上に衝撃がかかる場面があります。開梱時に破損が発見されることが無いように、緩衝材を挟むなどして破損を予防することが大切です。
3.重い荷物は、小さめのダンボールに入れる
重い荷物を大きなダンボール箱に詰めてしまうと、重くて運ぶのが大変です。大きさが小さいものでも重量感があるものは、ダンボールに入れるとかなり重くなるケースがあります。
まとめると重くなる物の代表格が、書籍や雑誌です。1冊の重さは大したことがないですが、箱詰めするとかなりの重さになります。このため本類は、小さめのダンボール箱に詰めましょう。
5.引っ越しの当日、できるだけスムーズに荷物を搬出するために
これは筆者が引っ越し業者として働いている時に経験したことなのですが、引っ越しの荷物は以下の順番でトラックの荷台に積み込んでいきます。
1.重いダンボール箱を、荷台の奥の方に積む
2.軽いダンボール箱は、重いダンボール箱の上に積み込む
3.ダンボール類の上に、箱に梱包できないような特殊な形状のものや、軽いものを載せる。
4.家具や家電(冷蔵庫や洗濯機)などを最後に積み、積み上げたダンボール箱が崩れないように抑える
つまり、引っ越し業者はダンボール類からトラックに積み込み、最後に家具や家電などの大きな荷物を運び出すのが一般的な流れとなります。
したがって引っ越し作業を行う当日までには、ダンボール箱の梱包は完全に済ませておくことが重要です。
また、家具や家電の背面には、ホコリなどの汚れやゴミが蓄積されているケースも少なくありません。このような部分も予めお掃除しておくことで、スムーズに荷物を搬出できます。
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