【M&A】中小企業の売却先を無料で探せる「ビズリーチ・サクシード」
〇大手企業の傘下に入って、事業を末永く発展させたい。
〇会社を存続させるために、優良な買い手企業を探している。
このように考えている中小企業の経営者様は、決して少なくないかもしれません。
東京商工リサーチの調査によると、令和元年(2019年)の全国の企業倒産件数は「8,383件」です。
2020年は新型コロナウィルスが世界的な問題となっており、本当にたくさんの企業が倒産するのではないかと言われています。
そこで今回は、中小企業の優良な売却先や事業継承先を探している方が注目しているM&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」の特徴や利用方法についてまとめました。
企業のM&Aを考えている経営者様がおりましたら、ご参考にして頂ければ幸いです。
※M&Aは”Mergers and Acquisitions”の略で、日本語の「合併と買収」を意味しています。
なぜ中小企業に選ばれているのか?ビズリーチ・サクシードの特徴
ビズリーチ・サクシードは、転職サイトでも有名な株式会社ビズリーチのグループ企業が提供しているサービスです。
誰もが繋がれるインターネットを利用して、今まで出会っていない企業同士のマッチングを実現しています。
~ビズリーチ・サクシードの特徴~
〇厳選された企業からオファーが直接届く
ビズリーチ・サクシードに登録している買い手企業は、審査を通過した法人企業のみです。その企業から、オファーが直接オンラインで届きます。
〇登録している企業が非常に多い
ビズリーチ・サクシードに登録している企業数は、売り手企業が2,400件、買い手企業が5,200件です。登録している企業数が非常に多い分、良い買い手が見つかる可能性が上がります。
〇M&Aが完全無料で実現できる
一般的なM&Aの場合、売り手企業は成功報酬費用や着手金が発生するケースが少なくありません。しかし、ビズリーチ・サクシードの場合、売り手企業は完全無料でM&Aを実現できます。
〇企業情報は匿名・非公開
登録した企業情報は、サイト外部には公開されません。匿名・非公開の状態になっています。また希望しない限り匿名でやり取りができるため、安心して登録できます。
ビズリーチ・サクシードの利用方法
事業継承M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」は、以下の流れで利用できます。
1.登録
まずはビズリーチ・サクシードの公式サイトを開き、企業情報を登録します。登録後、事業内容やアピールポイントを入力することで、匿名で掲載されるそうです。
2.オファーが届く
審査を通過している買い手企業から、オファーが届きます。売り手企業が買い手企業を検索し、提案する方法もあります。
3.オファーに返信する
買い手企業からオファーが届いたら、返信します。オファーされた時点では、売り手企業の名前は伏せられたままです。買い手企業の情報を確認してから、売り手企業の名前が開示されます。
4.面談
お互いの企業情報が開示された後は、経営者同士で意向を伝え合い、基本合意に向けて進みます。面談の実施についても、スムーズに調整できる機能があります。
5.成約
合意を経て最終契約書に締結することで、ご成約となります。
ビズリーチ・サクシードの公式サイトには、実際に登録している一部の企業が公開されていますが、誰もが知っている大手企業もたくさん名を連ねています。
また売り手企業については、東京や大阪を中心として、全国47都道府県の各中小企業が登録されているそうです。
コストをかけずに企業を売却したり、事業を譲渡できたりすることは、売り手企業にとって大きなメリットだと思います。
優良かつ有力な買い手企業との出会いは、新たなビジネスチャンスを掴むきっかけにもなり得るものです。ビズリーチ・サクシードは、企業にとって未知数の可能性を秘めていると言えるでしょう。
~郡山ナビに掲載中の記事~