20代で転職する時の強みと弱み

働く人の世代は20代〜60代ぐらいまでですが、転職を考える人が最も多いのは20代だと言われています。
20代は社会に出て丁度働き始める年代であり、3、4年と社会人生活が長くなるにつれて「自分のキャリアはこれで良いのだろうか」とか「自分のやりたいことは本当にこれだったのか」など、様々の想いが頭を過ぎってきます。
筆者は22歳で就職しましたが25歳ぐらいになると転職したいと思い始め、そして28歳の時に転職しました。就職してから一応は技術畑で働いていたのですが、どういうわけか「営業職」に憧れてしまったのです。隣の芝は青く見えるといいますが、転職においても同じことが言えると思います。
20代は社会人としてはまだまだ若手であり、異業種や異分野に挑戦できるポシビリティも十分に秘めています。
さらに、1つの会社に3〜4年勤めた人であれば、ビジネスマナーや社会人としてのルールが出来上がっている人が多いです。採用する側からすれば社会人としての教育を行う手間が省けますので、メリットが大きいと言えます。
しかしながら、大きな実績や経験についてはまだ乏しく、飛びぬけた成績を職務経歴書に書くのは難しいです。その分、どうして勤めていた会社を辞めたのか、志望動機は一体何なのかを、しっかりと吟味されるでしょう。
20代で転職する時の強みよ弱みには、以下のようなポイントがあります。これらを踏まえた上で、目標とする企業の採用試験・面接に挑むことが求められます。
<20代で転職する時の強み>
・将来が期待できる潜在能力をアピールできる
・企業側からも需要が高い
・社会経験が備わっている
・取得済みの資格に対して評価が高い
・幹部候補として採用されるケースも
・まだまだ体力がある
20代で転職する時の強みは、将来を有望視される可能性が高いこと、今後の即戦力として期待される可能性が大きいことなどがあげられます。
<20代で転職する時の弱み>
・またすぐに辞めてしまうのではないかと思われてしまう
・実績やキャリアがまだ十分ではない
・志望動機や目標が明確じゃない場合は不採用になりやすい
20代で転職する時の最も大きな弱みは「またすぐに辞めてしまうのでは?」と勝手に思われてしまうことです。どんなに「次は絶対にすぐに辞めたりしない!」と思っていたとしても、これまでの経歴がそれを証明してくれません。
このため、採用する企業側を納得させられるように退職理由や志望動機を準備する必要があるでしょう。
20代での転職は、その後の人生を大きく左右する可能性も!
20代での転職は、その後の方向性やキャリアアップ、生涯年収、そして人生までも大きく変えてしまう可能性があります。
働き始めてから3年ぐらいで転職する場合、学生の時の「なりたい職業」について、判断を間違えていたというケースもあります。
このため、次の転職では絶対に見誤らないという覚悟と自信が必要になります。人は謝った転職をする度に、人生を棒に振ってしまう可能性が高まってきます。
自分は本当にやりたいこと、そして人生を考えた上で、ベストな転職先を選びましょう。
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