20代が転職する時の心得
今、日本では非正規雇用が増加傾向にあります。2015年6月時点では労働者派遣法の改正案が成立する可能性も高まったことから、この非正規雇用は益々加速するのではないかと言われています。
20代で今現在正社員として働いている人でも、万が一転職に失敗し、派遣やフリーターとして働くことになったら・・・。その時はきっと後悔の念に襲われることでしょう。
そこでこのページでは、転職希望の20代が転職で失敗しないための心得やポイントについてまとめてみました。
1.自分自身の市場価値を分析する
まずはきちんと自己分析を行い、今現在の自分に何が出来るのか、スキルやキャリアをしっかり見直しましょう。また、転職を希望する業種がどんなスキルや資格を望んでいるのかも、同時にチェックします。
これらをしっかり行うことで、自分の市場価値が少しずつ見えてきます。
2.企業側が20代に求めるものを理解する
企業側が20代の若い世代に求める基本的な事には、以下のようなものがあげられます。
・言われたことを忠実に聞き入れる素直さ。
・やる気や行動力、仕事に対する意欲がある。
・仕事に対して粘り強く取り組み、成長しようとする気持ちが見える。
・元気があり、仕事に対する適応力も高い。
そして、20代後半から30歳に近づくに連れては、以下のような部分も求められる傾向にあります。
・即戦力と成り得る経験と実績がある
・マネジメント能力も期待できる
・業界における一定の専門性を持っている
20代前半はやる気や誠実性などのポテンシャルを大切にする企業が多いですが、20代後半になればプラスαとして経験や実績、マネジメント能力も期待されるようになります。
3.転職エージェントを積極的に活用する
転職エージェントは転職希望者のスキルや能力を客観的に把握し、希望条件に出来るだけ合った企業を紹介してくれます。気になる企業や業界の裏話などの貴重な情報を教えてもらえるケースも多く、転職においてとても役立つものです。
良い求人を紹介してもらえるかどうか、自分の市場価値を試せることにも繋がるので、在職中に1度相談しておきたいですね。
<まとめ>
20代の転職は、その後の人生を決定付けると言っても過言では無いぐらい、非常に重要なものです。このためまずは自己分析をしっかり行い、自分の市場価値をきちんと見定めましょう。
もし自分の市場価値が高くないと判断された場合は、今の企業で後数年間頑張る必要が出てくるかもしれません。早まると後で後悔することに成りかねないので、冷静に判断することが求められます。
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