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デンソーエアリービーズの本拠地が郡山市に!チーム情報やSVリーグについて

バレーボールを楽しむ選手達のイラスト

2024年の春、女子バレーボールのトップリーグで長年に渡って活躍しているチーム「デンソーエアリービーズ」が、本拠地を郡山市に移すことを発表しました。

SVリーグは、2024年10月から開催されるバレーボール国内最高峰のトップリーグです。

このSVリーグへの参戦とSVラインセンスの取得に伴い、デンソーエアリービーズのメインホームタウンが郡山市になります。

国内トップリーグで好成績を収めているデンソーエアリービーズが郡山市に本拠地を構えることで、地元郡山のバレーボール界、さらにスポーツ界は更なる活況が期待されます。

そこで今回は、エアリービーズの本拠地移転の詳細内容やチーム情報、SVリーグの概要などをまとめました。

郡山市にお住まいのバレーボールファンの方へ、ぜひご覧頂ければ幸いです。

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デンソーエアリービーズの本拠地移転について

バレーボールの写真

バレーボールのVリーグ女子1部に属する「デンソーエアリービーズ」がメインホームタウンを郡山市に移すことを発表したのは、2024年4月17日でした。

もともとデンソーエアリービーズは2017年に郡山市や福島県と協定を結んでおり、同県はセカンドホームタウンとなっていました。

(福島県田村市にデンソーの子会社である株式会社デンソー福島があることが、協定のきっかけになったそうです。)

エアリービーズは2024-25シーズンからスタートするSVリーグへの参戦に伴い、本拠地を愛知県西尾市から福島県郡山市への移転します。

郡山市への移転の理由としては、東日本大震災の復興支援や、東北地方のバーレーボールの発展などです。

またSVリーグへの参加要件の1つとして、「本拠地における練習拠点の整備」があります。

(参加要件には、その他にもユースチームの保有や、ホームアリーナに5000人以上収容できること(2030年以降)、一定の売上高を保持することなどがあります。)

2024年5月、デンソーエアリービーズは練習用の体育館を建設するため、旧豊田浄水場の跡地を借りることを郡山市に要望しました。

郡山市はこの要請を承諾し、デンソーエアリービーズは2027年度中の完成を目指して、チームの体育館を建設することも明らかにしています。

旧豊田浄水場はザ・モール郡山店の西隣に位置しており、郡山総合体育館の裏手にあります。練習拠点として、申し分のない立地条件です。

この場所で新しい体育館が完成するまで、デンソーエアリービーズは愛知県西尾市を練習拠点としながら福島県でのホーム戦に挑むそうです。

 

郡山総合体育館は2025年(令和7年)の春から供用スタート

バレーボール選手のイラスト

デンソーエアリービーズの本拠地移転により、同チームのメインアリーナとなるのが「郡山総合体育館」です。

2024年8月現在、皆様ご存知の通り宝来屋郡山総合体育館は改修工事が行われています。

改修工事の概要

工事のスケジュール(予定):2024年(令和6年)3月1日~2025年(令和7年)3月31日

共用開始予定日:2025年4月1日

観客席:5000席以上に増設

設備:大型映像装置を設置

また郡山市がデンソーエアリービーズの本拠地になることで、福島県内におけるホーム戦の開催日数も大幅に増えます。

これまで県内での開催は4試合ほどでしたが、44試合あるレギュラーシーズンの中で、約20試合がホーム開催となるそうです。

U18チームなども郡山市を拠点とすることから、今後は交流人口の増加や、宿泊、買い物等の経済効果も期待されています。

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デンソーエアリービーズのチーム情報

デンソーエアリービーズは、1972年に「日本電装女子バレーボール部」として創部されたバレーボールチームです。

もともとはデンソー社内の同好会として1953年に活動を開始し、1972年にデンソーの西尾製作所を拠点として、正式に設立されました。

「デンソーエアリービーズ」というチーム名に変更されたのは、1996年です。

”エアリービーズ”は「快活なミツバチたち」という意味で、日本女子バレー界の女王を目指して名付けられたと言われています。

年度別のこれまでの成績を見ると、実業団リーグでの優勝回数は5回です。

2018-19年のシーズンからスタートしたVリーグでは、昨年度まで4位~6位の順位で推移しています。

現在は日本代表チームのリベロとして活躍している福留慧美選手も在籍しており、2024年4月に行われたV1カップ戦では全勝優勝を果たしました。

これから本格的に郡山市で活動するチームなので、今後も末永く応援したいですね。

デンソーエアリービーズの公式サイト

デンソーエアリービーズの公式インスタグラム

 

世界最高峰のリーズを目指す「SVリーグ」とは?

SVリーグは、日本のバレーボール界において2024年10月からスタートする新しいリーグです。

「世界最高峰のリーグを目指す」ことをコンセプトにしており、2023-24シーズンまで行われた「V.LEAGUE」を再編成し、新たなリーグとしてスタートします。

SVリーグの「S」には、Strong(強く)、Social(社会)、Spread(広く)などの意味が込められています。

国内トップリーグの再編として誕生したSVリーグは、2027年までにブロリーグ化を、さらに2030年には世界最高峰のリーグになることを目指しているそうです。

2024-25シーズンのSVリーグには、以下のチームが参加予定となっています。

女子 14チーム

1.デンソーエアリービーズ:福島県郡山市

2.Astemoリヴァーレ:茨城県ひたちなか市

3.埼玉上尾メディックス:埼玉県上尾市

4.NECレッドロケッツ川崎:神奈川県川崎市

5.大阪マーヴェラス:大阪府大阪市

6.クインシーズ刈谷:愛知県刈谷市

7.ヴィクトリーナ姫路:兵庫県姫路市

8.SAGA久光スプリングス:佐賀県鳥栖市

9.KUROBEアクアフェアリーズ:富山県黒部市

10.群馬グリーンウイングス:群馬県前橋市

11.東レアローズ滋賀:滋賀県大津市

12.アランマーレ山形:山形県天童市

13.PFUブルーキャッツ:石川県かほく市

14.岡山シーガルズ:岡山県岡山市

男子 10チーム

1.東京グレートベアーズ:東京都渋谷区

2.ウルフドッグス名古屋:愛知県稲沢市

3.ジェイテクトSTINGS愛知:愛知県岡崎市

4.サントリーサンバーズ大阪:大阪府大阪市

5.パナソニックパンサーズ:大阪府枚方市

6.日本製鉄堺ブレイザーズ:大阪府堺市

7.東レアローズ静岡:静岡県三島市

8.ヴォレアス北海道:北海道旭川市

9.VC長野トライデンツ:長野県松本市

10.広島サンダーズ:広島県広島市

バレーボール界には石川祐希選手や高橋藍選手、西田有志選手などワールドクラスのスター選手が数多く在籍していますし、SVリーグの発足は、日本のバレーボール界の発展に向けた大きな後押しになると言えるでしょう。

 
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