新人看護師は、一体どんな事で悩んでいるのか。

新人看護師に多い悩みが、やはり「先輩との関係」です。
先輩の指導方法が合わないと感じていたり、そもそも先輩と性格が合わないため、コミュニケーションがうまく取れないと悩んでいる新人ナースもいます。
特に問題なのが、プリセプター制度が導入されている場合です。
プリセプター制度とは、特定の先輩が、専属で新人看護師を指導するシステムです。新人看護師はある意味付きっきりで指導を受けることになるため、苦手なタイプの人に当たった場合、出勤すること自体が億劫になってしまうこともあります。
しかしながら新人看護師がそう思っている場合、プリセプター側である先輩看護師も苦手意識を感じていることが少なくありません。
自分が人を嫌う時、その人が自分のことを嫌っているというケースは、人間社会ではおおいにあり得るものです。
お互いが嫌い同士の場合、新人看護師のスキルが上がらなかったり、患者さんから雰囲気の悪さを見透かされてしまう事も出てきます。
このためもしプリセプター制度の先輩看護師に苦手意識を感じている場合は、早い段階で解決しておく必要があるのです。
解決策としては、思い切って看護師長に相談してみること、また心の中では苦手に思っていてもそれを表に出さず、笑顔で接し続ける方法があります。
社会には、本当に色々な人間が存在しているものです。始めは苦手意識を感じている人でも、接しているうちに良い部分が見えてくることもあります。そしていつの間にか、苦手意識がどこかに行ってしまうかもしれません。
このため筆者としては、どんなに苦手意識を感じている先輩看護師でも、まずは割り切って付いていくことをおすすめします。
仲良くなることが出来れば仕事も楽しくなりますし、スキルもどんどん身についていくものです。笑顔で接しているうちに、いつの間にか先輩も優しく接してくれるようになるかもしれません。
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病院の規模で見る「看護師の悩み」
看護師の悩みは、勤めている医療機関の種類によっても異なるものです。
<クリニックや診療所で働く看護師の悩み>
クリニックや診療所は入院施設を持たないところがほとんどで、日曜や祝日、年末年始、お盆などが休みです。このため家庭を持つ看護師さんが多く働いています。
大きな病院ではたくさんの看護師がいますが、クリニックでは少数精鋭で運営しています。したがって子供が急に熱を出してしまった時など、突発的な出来事でも休みが取りづらいという悩みがあります。
また人間関係においては、院長や同僚とうまくやっていけるかどうかも大切です。人数が少ないため、チームワークも大切になってきます。
<大病院で働く看護師の悩み>
大学病院や総合病院はたくさんの病床があり、24時間体制で運営されています。このため交代で夜勤に入る看護師も少なくありません。
また病院の規模が大きいため、患者さんの出入りも激しいです。急性期病院の場合は急患が運ばれてくるケースも多いですし、必然的に看護師の仕事量が多くなってきます。
したがって大病院で働く看護師さんの場合、その忙しさで悩んでいるケースが多く見受けられるようです。
もちろん病院によって忙しさは違ってくるものの、人員が不足している大病院は少なくありません。このため残業を強いられてしまったり、時間内に業務が終わらないこともあります。
さらに大病院の場合は、特殊な人間関係があったり、派閥争いが巻き起こることもあります。このため人間関係に悩んでいる看護師さんも多いです。
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