看護師は退職時に引き止められる可能性が高い
今、日本では全国各地で看護師が不足していると言われています。
医療機関側は看護師を一定人数採用する事が厳しくなり、場合によっては病院の規模を縮小してしまうケースも少なくありません。
このためもし退職を希望する看護師が出てきた場合、医療機関側は必至になって引き止めようとします。
なぜなら看護師の人数が減れば、病院経営にも影響を及ぼしかねないからです。
また退職の理由によっては、引き止めの度合いが強くなる可能性があります。上司もやむを得ない事情であれば、引き止めることが難しくなるものです。
しかし、お願いすれば残ってくれるような理由であったり、代替案が出せるような理由の場合は、猛烈な引き止めに合いやすいです。
引き止められやすい退職理由には、以下の5点が挙げられます。
1.もっと給料が欲しい
「だったらもう少し給料を上げるから」と言って、引き止められるケースが多いです。
2.スキルアップしたい
どのようにスキルアップしたいのかを聞かれた上で、「まだ早い」とか「うちの病院でも目指せる」と言って、引き止められます。
3.子育てに専念したい
短時間勤務に変更しても良いので、続けて欲しいとお願いされる可能性が高いです。
4.夜勤に疲れてしまった
日勤常勤で勤務できないかと言って引き止められます。
5.結婚が決まった
時短にしても良いので、妊娠や出産の時期まで続けられないかと言われることがあります。
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看護師の退職で引き止められないようにするには!?
看護師が退職する時、出来るだけ引き止められないようにする方法もあります。
具体的なポイントは、以下の2つです。
1.出来るだけ早い段階で退職を申し出る
2.区切りが良い年度末の3月いっぱいで退職する
看護師が退職する時、規約では1ヶ月前までの申告が必要と明記されていても、実際はなかなか退職できないケースも少なくありません。
このため出来るだけ早い段階で、退職することを伝えることが大切です。
また退職のタイミングは、年度末の3月がベストです。この時期は新人ナースだけでなく、中途採用の看護師も数多く採用する傾向にあります。
医療機関側も新規で大量に採用するので、退職の引き止めに合いにくくなります。
退職で引き止められた時の押し切り方について
では、上司から実際に引き止めにあった時に、どうずれば良いのでしょうか。
まず重要なのが、引き止められないような理由を考えることです。
妊娠や出産などの大きな理由がある場合は、引き止められることはありません。
また、今の病院とは全く異分野の職場でチャレンジしたいと考えている場合でも、引き止めは難しくなります。
その他、夫の転勤による退職や、家庭の事情による退職も、引き止めが弱くなる傾向にあります。
そして引き止めを押し切る時に大切なのが、毅然とした態度で退職の意思を伝えることです。
迷っている素振りを少しでも見せれれば、引き止められます。
それとは逆に「何を言っても無駄だね・・」と思われるぐらい、しっかりと退職の意思を伝えることができれば、上司も退職に同意してくれるものです。
また退職をする時は、今までお世話になった医療機関に感謝する気持ちも忘れてはいけません。
退職時期を上司としっかり話し合い、円満な退職を目指しましょう。
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