看護師が内定を獲得してから初出勤までの準備について

転職活動や就職活動が実を結び、見事に内定を勝ち取った瞬間。活動に苦労した人であればあるほど、喜びは大きいものですよね。

看護師という職業は一見転職しやすそうなイメージがありますが、もともと転職者が多いだけに、条件の良い求人は競争率が高いです。求める条件が高ければ、それだけ転職が困難になります。

このため妥協せずに内定を勝ち取った時は、本当に嬉しい気持ちになれます。

しかし、転職が決まったからと言って、万事ＯＫというわけではありません。問題なくスムーズに就業するために、初出勤までに準備しておきたいポイントもいくつかあります。

1.必要書類を揃えておく

内定を獲得した後にまず準備しておきたいのが、様々な書類や証書です。看護師の免許証や運転免許証は、必ず準備しておきましょう。

運転免許証は古い住所が記載されていると身分証明にならないので、現在の住所になっているか確認しておく必要があります。

また常勤の場合は年金手帳なども必要になりますし、様々な資格を取得している場合、証書のコピーの提出を求められるケースも少なくありません。

その他、源泉徴収票は住民票、扶養控除等申告書なども必要な場合があります。どのような書類が必要なのかを予めチェックし、早めに準備しておきましょう。

そして意外と忘れやすいのが、印鑑です。初日のオリエンテーションでは契約書をはじめとした様々な書類にハンコを押すことになるので、確実に揃えておきましょう。

2.必要な道具も準備しておく

内定が出た後は、看護師として働く時に必要となる道具の準備も必要です。

まずナースシューズですが、これは支給してくれる所とそうでない所に分かれています。自分で準備しなければならない場合もあるので、予め確認が必要です。

続いてナース服ですが、これは病院やクリニックから支給されるのが基本です。しかしながら支給される着数は医療機関によって異なっており、１着（１セット）しか渡されない所もあれば、３着ぐらいまとめて支給してくれる所もあります。

１着の場合は洗濯が大変になるので、同じ制服を自腹で購入しているナースも実際にいるようです。

その他、ボールペンやメモ帳なども忘れず準備しておきましょう。

3.業務について予習・復習をしておく

看護師が内定を獲得した後は、就業先での業務内容について、予習や復習をしておくことも大切なポイントです。

同じ診療科目で同様の仕事をするのであれば問題ないかもしれませんが、病棟から外来への転職だったり、診療科目が全く異なったりする場合は、必要な知識や業務内容が異なるケースが少なくありません。

したがって自分がどのような役割を求められるのかを把握し、業務について予習しておきましょう。

新人ナースであればある程度の教育を受けられますが、転職による中途採用の場合、即戦力として期待されているかもしれません。期待を裏切らないように、出来る限り準備をしておくことが大切だと言えるでしょう。

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