ワキ脱毛で脇汗が増えるという噂は、間違いです。

脱毛サロンに関する口コミサイトや評価サイトなどを見ていると、たまに「ワキ脱毛したら、脇(わき)汗が増えてきた!」という感想を目にすることがあります。
もし本当だったら、ワキ脱毛を行う脱毛サロンにとって大きな弊害ですよね。絶対に白黒はっきりさせなくてはなりません。
まず、結論から言ってワキ脱毛で脇汗が増えるという話は、完全に間違いです。
ワキ脱毛後の状態について忠実に表現すれば、脇汗が増えるのではなく、「増えたように感じる」が正解です。
汗は「汗腺」という肌表面の細かい穴から出てきますが、脱毛施術を受けることによって汗腺が増えたり、減ったりすることはありません。汗腺の数は一緒です。
このため基本的に脇汗の量は一緒なのですが、汗が表面に出てからが問題です。
脇毛がある状態であれば、汗は最初に脇毛に付着するので、汗ジミも少しは予防できます。しかし脇毛が無ければ、脇汗が出た後に直接シャツやブラウスに汗が付きやすくなります。
以前よりも汗ジミになるケースが増えるので、結果として「汗が出やすくなった!」と誤解してしまうわけです。
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ワキ脱毛後の脇汗対策について
代表的な脇汗対策には「制汗剤」がありますね。スプレータイプだけでなく、最近はロールオンタイプ(先端のローラーで塗るタイプ)も出ています。
しかし、脱毛サロンやクリニックによっては、脱毛施術後の制汗剤をおすすめしていないケースがあります。
その理由は、制汗剤に含まれている刺激成分等が、お肌に影響を及ぼすケースがあるからです。汗ふきシートなどお肌に直接触れるものも、炎症やかぶれ等の皮膚トラブルの原因となる可能性があります。
脱毛施術を受けた直後は、お肌はいつもよりデリケートな状態です。このため、夏の暑い日で制汗剤を使用したい場合は、いつぐらいまで避けるべきなのかスタッフさんに確認しておきましょう。
上記の理由から、ワキ脱毛後の脇汗対策は・・
・ハンカチやタオルを使い、小まめに汗を拭き取る。
・ワキを冷やす。
・通気性の良い服を着用する。
の3点を意識して実行しましょう。
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