アパレル・ファッション業界の職種について

アパレル・ファッション業界の仕事は、洋服やお洒落に興味がある方にとって、とても人気の高い職業です。一部の若い世代の方々からも人気があり、将来はデザイナーになりたい!という目標をもった学生さんも多いですね。
しかし、アパレル・ファッション業界には実に様々な職種や仕事があります。このため、まずは自分が最終的にどうなりたいのかを考えた上で、職種を選ぶ必要があるでしょう。
アパレル・ファッション業界の職種には、以下のようなものがあります。
1.デザイナー
洋服や各種アイテムのデザインを担当する仕事であり、業界の中でも花形的な職業です。役職は上からチーフデザイナー、デザイナー、アシスタントデザイナーの3つに分かれており、上に行くに連れて任せられる仕事内容や責任の重さも違ってきます。さらに、大きなブランド企業の場合は、商品の種類ごとにデザイナーも分かれています。中小企業の場合は、全ての商品のデザインを担当することもあります。
2.パタンナー
デザイナーが描いたデザインを基にして、洋服の型(パターン)を作っていく仕事です。デザインによっては型にするのが難しいものも多く、パタンナーは出来るだけ実現できるように奮闘しますが、場合によってはデザイナーにデザインの修正依頼を出すこともあります。デザイナーと関わりの強い職種の1つです。
3.マーチャンダイザー・バイヤー(MD)
お店に陳列し、販売する商品を仕入れる仕事がマーチャンダイザー・バイヤー(MD)です。季節柄や在庫を考慮した上で、どの商品をどれだけ仕入れるのか検討し、買い付けます。さらに、過去の売上げ状況も考慮した上で、値段や販売個数まで決定します。企業としての売上や利益に大きく関わる、とても重要な職種です。
4.ヴィジュアル・マーチャンダイザー(VMD)
より魅力的で、人気の高いお店にするために、お店全体の演出を担う仕事です。ブランドのコンセプトを意識した上で、商品ディスプレイをどのようにするのがベストか。お客様視点で、最適なものを見出さなければなりません。お店全体、さらには企業全体のイメージにも直結する、大切な仕事です。
5.プレス
ブランドのイメージや新しい商品などを、積極的に発信していく仕事です。出版社と良好な関係を築き、ファッション誌等でどんどん自社商品をPRしていきます。
反応が良かったものを社内で共有し、次の戦略に役立てていきます。近年はWeb上でのPRも重要になってきています。
6.店長、スタッフ
店舗で各種商品を販売する仕事です。店長は各店舗ごとに配置され、商品やスタッフさんの管理業務を担います。商品の販売も大切な仕事ですが、陳列や棚卸し、商品の入れ替えなど、裏方としての仕事もたくさんあります。アパレル・ファッション業界の中でも、最も人数が多い職種です。
7.営業
ショッピングモールや百貨店、量販店など、自社以外の店舗に対して営業活動を行う仕事です。新しく出来るショッピングモール等の情報をいち早く察知し、自社商品を魅力的にアピールする能力が求められます。
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