IT業界で年収を上げるために必要なこと
IT業界には高い技術力を持ったエンジニアがたくさんいますが、自分自身の年収に納得していない人が多いのも事実です。
若い時は他の業界と比べて、比較的年収が高いかもしれません。しかし実情を見ると、1日に5時間も残業していたり、求人が月に2、3日しか取れなかったりなど、過酷な状況にあるITエンジニアも少なくありません。
転職業界大手のDODAが行った調査では、IT業界で働いている方々の平均年収は488万円でした。職種別で見るとITコンサルタントが633万円で一番高く、プロジェクトマネージャーが619万円、プログラマーやシステムエンジニア(SE)が448万円となっています。
また、年代別の年収を見ていると、40代が約650万円、30代が約500万円、20代が約390万円です。
こう見ると順調に年収が上がっているように思えますが、現場で働いているのはプログラマーやSEが多く、IT業界の年収は全体的に高いとは言えない状態にあると思います。
では、IT業界で年収を上げるために必要なことは、一体何なのでしょうか。大きなポイントは以下の4つです。
1.技術力やスキルを磨き続ける。
今自分が持っているスキルや技術力を高めること。将来必要になりそうな分野などもどんどん吸収していくことが大切です。技術が高まれば難しいプロジェクトも任されるチャンスが高くなります。これにプラスしてマネジメント力もつけることで、将来幹部になる道も開けるかもしれません。
また、技術力やスキルを磨くことは、転職においてもかなり有利に働きます。
2.給料の良い会社に転職する。
給与体系は会社ごとに決められているので、同じ仕事内容でも年収に差が出るケースが少なくありません。もし、今の自分の仕事内容と年収が見合っていないと感じているのならば、まずはリサーチしてみましょう。そして本当に年収が低いのであれば、迷わず転職するべきだと思います。
3.高い給料が見込める職種で転職する。
IT業界は職種によっても年収が異なります。このため年収が高い職種の勉強を密かに続けて、思い切って職種を変えてみるのも良いですね。ただし、職種を変えるときは、その職種の将来性もしっかり検討しておきましょう。
4.思い切って起業する。
これは必ずしも年収が上がるとは限らないリスキーな選択ではありますが、起業は年収を大幅にアップできる可能性も秘めています。
ただし、起業して一時的に成果は出たとしても、それを2年、3年と継続させていくのはなかなか困難です。このため、起業してちゃんとやっていけるかどうか、入念に検討する必要があります。
また、起業してからすぐに収益を出すのは難しいので、収入がしばらく無い状態でもやっていける経済力も求められます。
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