ＩＴ未経験でも、ＩＴ業界への転職は可能かどうか。
ＩＴ業界の将来性を感じて、ＩＴ未経験の方がＩＴ業界の企業へ転職したい！というケースも増えています。
どの業界でも、未経験で転職するというのは厳しいものです。でも、比較的新しい業界であるＩＴの場合はどうなのか。その現実について見ていこうと思います。
まずＩＴ業界の企業の求人内容を見てみると、「未経験ＯＫ」とか「未経験者歓迎！」と記載しているものも見かけます。
しかし、実際は年齢が上がれば上がるほど未経験で転職するのは困難で、未経験ＯＫと記載されていたとしても、年齢制限を設けている求人も多いです。
ＩＴ業界は他の業界と比べて若い世代の人達が多く、新しいスキルや知識を身に付けていく上でも若い時の方が有利です。このため３０歳以上の中堅世代以降で未経験で飛び込む時には、それなりの困難を覚悟しておく必要があるでしょう。
また、ＩＴ未経験で転職する時に大きな武器となるのが、ＩＴ関連の資格です。資格は国家資格と民間資格の２つに大別できます。
基本的なＩＴの知識を証明できる資格には「ＩＴパスポート」や「基本情報技術者」などがあります。また、より高度で専門的な資格には「データベーススペシャリスト」や「ネットワークスペシャリスト」、「プロジェクトマネージャ」などがあります。
難易度が上がるほど取得者が少なく、それだけ転職にも優位に働きます。
全くのＩＴ未経験で転職する場合は、独学で勉強して「ＩＴパスポート」や「基本情報技術」を予め所得しておいた方が良いかもしれません。
一方、民間資格は様々なものがあり、より専門性の高いものが多いです。代表的なものには「オラクルマスター」や「マイクロソフト認定プロフェッショナル（ＭＣＰ）」などがあります。
民間資格は国家資格と違い、数年置きに更新しなければなりません。その時に試験が行われるケースもあり、数万円程度のお金がかかる資格もあります。このため、資格制度が整った企業に転職してから取得するのも良い方法だと思います。
そして多くのＩＴ企業で必要とされるのが、プログラミング言語に関する知識です。仕事はそれぞれの分野に必要な言語をベースにして進んでいくため、それを熟知できるかどうかが大切なポイントになります。
自分が進みたい分野・企業ではどんなプログラミング言語が必要なのかを調べて、事前に独学しておくとかなり役立つでしょう。
ＩＴ業界は年齢が上がれば上がるほど転職は厳しくなるものの、実力が物を言う世界です。若い人の場合は転職は十分可能ですし、30代以上でもやる気と実力次第では転職できると思います。
将来の可能性を見据えた上で、どの分野に進みたいのかしっかりと考えるようにしましょう。
ツイート
最高の転職TOPページへ
スポンサードリンク
