シミとソバカスは、そもそも何が違うの?
シミとソバカスは同じようにものと思われるケースが多いですが、根本的な原因が異なっています。
まずシミについてですが、シミができる最も大きな原因が「紫外線」です。紫外線のダメージが毎年蓄積されて30代以降にシミとなって表れたり、ニキビが炎症を起こし、ニキビ跡がやがてシミになってしまうケースもあります。
つまり、シミは生まれた後の生活習慣によってできる「後天性のもの」であると言えます。
一方、ソバカスは体質や遺伝的な影響が大きいものです。見た目は茶色い斑点状のものであり、正式名称は「雀卵斑(じゃくらんはん)」となっています。ソバカスができる場所は目の周囲や頬の上部が多く、人によっては肩や背中にも出現します。
さらに、ソバカスは春から夏にかけての季節が、色が濃くなるという特徴も持っています。
シミとソバカスは原因が違っても、対策は同じです!
このように、シミとソバカスは出来る原因から異なっているものですが、個人で行う対策は一緒です。以下のような日常的なケアをしっかり行えるかどうかが、将来シミを増やすかどうかに影響してきます。
1.まずは紫外線対策を入念に!
まずシミ・ソバカス対策で最も重要なのが、紫外線対策です。シミを作るメラニン色素は紫外線が大きな引き金になっていますし、ソバカスも紫外線を浴びると濃くなる性質があります。
また紫外線は若い時に蓄積されてしまうと、アラフォー世代になってからシミとして出てくるケースも多いです。このため、可能であれば若い時から紫外線対策をしっかり行うことが重要です。
さらに、紫外線が一番強くなる時期は6月です。その前後3ヶ月も紫外線が強いので、冬よりも入念にケアしましょう。
2.良質な睡眠を取り、正常なターンオーバーを目指す
シミができる原因の1つに、ターンオーバー(お肌の新陳代謝)の乱れがあります。肌の新陳代謝は夜寝ている間に促進するものであり、睡眠不足になると肌表面の角質層が剥がれ落ちることができずに、肌が荒れてしまいます。良質な睡眠を心がけて、肌の健康状態も整えていきましょう。
3.ビタミン類を積極的に摂取し、栄養バランスも整える
ビタミン類の中でも特に摂取したいのが、ビタミンCです。ビタミンCは、メラニン色素の定着を阻害する役割があります。また、近年は朝にビタミンCをたっぷり摂ることによって活性酸素の発生を防ぎ、シミの予防に役立つことも明らかになっています。
さらに、ビタミンEは新陳代謝を促進する効能もあるので、お肌のターンオーバーにも役立ちます。
その他、シミを予防するためには「肌に過度の刺激を与えない」ことも重要です。メラニン色素はもともとお肌を守るためにあるものなので、外界から刺激を受けることでメラニンが発生し、やがてシミになってしまいます。
洗顔やマッサージをする時も、余計な力を加えないように優しく行いましょう。
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