人間が洗顔を必要とする理由
人は毎日、何も考えずに朝晩洗顔していますが、そもそも洗顔を必要とする理由は何なのでしょうか。今更考える必要も無いかもしれませんが、今回はあえてその理由をピックアップしてみました。
まず、１つめの大きな理由が、顔に付いた汚れを落とすことです。その汚れには、以下のようなものがあります。
・毛穴から出てきた余分な皮脂
・顔についたホコリや小さなゴミ
・汗腺から出た汗
これらの汚れを落とすことが、洗顔を行う一番大きな理由です。顔から出た皮脂をそのままにしておけばやがては酸化し、過酸化脂質になってしまいます。
また、顔の肌は皮脂が出やすく、皮脂にはホコリが付きやすいです。このホコリをほったらかしにしておけば、やがては皮脂と混ざり合って菌が繁殖し、炎症やニキビの原因になってしまいます。
続いて２つめの理由は、肌のターンオーバーを正常化するためです。私達のお肌は４週間ぐらいの周期で、新しい角質層が生まれ変わっています。古くなった角質は自然に剥がれ落ちていくものですが、正しい洗顔によって、古くなった角質が満遍なく剥がれ落ちてくれるので、正常なターンオーバーに役立ちます。
注意しておきたいのが「洗顔のし過ぎ」です。１日に何度も洗顔したり、強い力でゴシゴシ洗顔したりすると、まだ早い段階で角質が剥がれ落ちてしまいます。これによってターンオーバーの周期が乱れ、角質が厚くなってしまう危険性があります。
洗顔は顔の上で泡を転がすようにして、優しく行うのが鉄則です。
そして洗顔をする３つ目の理由が、リフレッシュ感を得ること、見た目の美しさを保つことです。
寝起きでぼーっとした状態でも、洗顔をすると交感神経が働き、体全体が目覚めやすくなります。さらに、洗顔することによって顔に付いた汚れや皮脂を落とすことができるので、素肌を美しさを引き出せます。
私達が毎日何気なく行っている洗顔には、このような素晴らしい理由が秘められているのですね。
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