ほうれい線を目立たなくするための、基本的な対策
ほうれい線の根本的な原因は、加齢による肌のたるみです。たるみは一部分というよりは、ほお全体のお肉がたるんでしまうことによって、ほうれい線が出来てしまいます。
出来てしまったほうれい線の改善や予防のために効果的なのは、何と言っても顔のエクササイズです。紫外線ケアや、朝晩の正しいスキンケアも重要ですが、エクササイズによって表情筋を鍛えることによって、ほうれい線を目立たなくすることだって可能だと思います。
表情筋のエクササイズは、お肌がある程度温まった状態で行うのが効果的です。お風呂に入っている時は必然的にお肌が温まりますので、一番おすすめの時間かもしれません。さらに、少しぬるめのお湯にゆっくり浸かっていると、副交感神経が働いてリラックス効果も得られます。
お風呂で表情筋のエクササイズをして、上がった後はしっかり保湿ケアを行えば、最高のほうれい線対策になると思います。
<基本的な表情筋のエクササイズ>
・まずは「あ・い・う・え・お」と、口を大きく開けて発生します。大切なのは、声を出すことよりも表情を大きくすることです。それぞれの文字は、3秒ぐらいずつキープさせましょう。
・空気をたくさん吸って両方の頬をふくらませ、8秒ぐらいキープします。その後、深く息を吐き出しましょう。
・目を閉じて眉間にシワを寄せ、口をすぼめます。顔の各パーツを中央に寄せるようなイメージです。そして、緊張を解放させるかのようにして、「ん〜〜パっ」と声を出しながら、口を目を大きく開きます。
・舌を使って、ほうれい線ができる部分を内側から押し上げます。3〜5秒キープし、左右共に行います。
ほうれい線を改善するための小技集
顔の筋肉が退化していく要因の1つに、”血流の悪さ”があげられます。血流が悪くなることによって肌細胞に栄養が行き届かなくなり、やがて筋肉が衰え、肌がたるんでしまう。これが積み重なると、やがてほうれい線になってしまいます。
このためほうれい線を目立たなくするためには、顔のマッサージやツボを刺激することによって顔の凝りを解きほぐし、血流を良くすることが大切です。
ほうれい線を改善するための役立つツボには、以下のようなものがあります。
・巨りょう(こりょう)
黒目から真っ直ぐ下におろした線と、小鼻の外側を横に伸びる線が交わった部分です。この部分を指の腹を使ってゆっくりと押し、5秒ぐらいキープしてから離します。たるみやむくみを解消する効果が期待できます。
・地倉(ちそう)
口角を上げた時に、唇の斜め上付近にできる小さなくぼみです。この部分を両方同時に3秒ぐらい押して、ゆっくり話します。口角を自然に上げる効果が期待できるので、たるみ予防にも効果的です。
・下関(げかん)
口よりも耳に近く、口を大きく開けた時に盛り上がる部分です。この部分を中指と人差し指を使って、やさしく持ち上げるようにしてマッサージします。肌細胞の新陳代謝や血行を良くする働きがあります。
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