業種や職種によって変わる転職の難易度
転職は業種や職種の選択によって、その難易度が大きく異なってきます。
以下に、転職の難易度が高い順に、パターン分けしてみました。
１．異業種、異職種への転職
これまで務めていた会社と全く異なる業種、そして今まで経験したことのない職種への転職で、最も難易度が高いパターンです。これまでの経験をどう活かすことができるのか。これが最大のアピールポイントとなります。
若い時はこのようなケースでもやる気や意気込み次第で採用されるケースがありますが、30代、40代と年齢を重ねるにつれて、転職成功はかなり困難になってくるでしょう。
２．異職種、同業種への転職
業種が同じでも、職種が異なるとこれまでの経験が活かせないケースが多いです。このため直近の転職希望でない場合は、今の会社で職種を変えられないか検討してみましょう。少しでも希望する職種を経験しておくことで、転職成功の可能性を高めることができます。
３．異業種、同職種への転職
業種は違っていますが、職種が一緒なのでこれまでの経験を活かしやすいと思います。面接では「異業種へチャレンジしたい理由」も聞かれやすいので、きちんと答えられるようにしておきましょう。
４．同業種、同職種への転職
企業側としても即戦力として迎え入れられるので、最も転職の難易度が低いです。ただし、同業種・同職種の会社に「なぜ転職したいのか？」という部分は、採用側にとって大きな疑問の１つです。退職利用・転職希望理由を明確に準備しておきましょう。
このように、業種や職種によって転職の難易度が大きく変わってくるものですが、難易度が高い場合は「本人のやる気や意欲、ポテンシャル」がとても重要になってきます。
企業によってはこの部分を大きく買うケースも少なくありません。やる気や意欲、そしてこれまでの経験をどのように役立てていけるのかを面接で伝え、それが採用側で納得されれば、転職の窓口は開いてくるかもしれません。
ツイート
スポンサードリンク
